先の高島市議会議長の辞職願提出について
「議長の辞職願提出は何だったのか?」とよく市民から尋ねられます。
事実関係については未だ解明されていませんが、わかっている範囲の情報と私の議会での判断をお伝えするのが市議会議員としての責務であると考え、今回のメルマガ配信となりました。
■経過
・「市議会議員が企業誘致審査会の委員に相当の圧力をかけ、企業誘致審査会の内容を聞き出した。これは高島市議会議員政治倫理条例に抵触する行為である」という旨の匿名の文書が届けられる(2017年8月)。
・「石田議長は企業誘致審査会の審査委員と知りながら呼び出し、さらに審査会の内容を聞き出した。その行為が高島市議会議員政治倫理条例に違反している」と2名の市議会議員から追及を受ける。(2018年1月下旬)
・その追及に対し石田議長は「審査委員とは知らずに呼び出して話しをしたことは認めているものの、議員の立場を利用して強引に話をさせようとした等の条例違反に当たる行為はしていない。しかし、2議員の追及を受けやむなく辞職願を提出した」(2月初め)
客観的な事実としては、担当部局が、審査委員に対して事実関係のヒアリングを行った報告書や、会派代表者会議での会議録、また2議員が議長に追及している録音などが存在します。また追及時に同席していた青谷副議長の証言や当該審査委員への独自の聞き取り結果などもあります。これらの資料を確認できたものもありますが、すべてを確認しているわけではなく、また現在係争中という事もあり、ここに掲載するのは差し控えさせてください。
■ポイントは・・・
① 石田議長が「審査委員と知りながら呼び出し、審査会の内容を聞き出したのか?」
② ①の行為があったとして、その行為が議長辞職に値するような条例違反だったのか?
③ 石田議長が「やむなく辞職願を提出した」としているが、2議員の追及の仕方は実際どうだったのか?
の3点にあると考えていますが、特に②については重要です。
議員はその活動の中で、審査委員などと接触する可能性があり、その接触そのものが条例違反となってしまうと、議員の活動は大きく制約されてしまいます。
確かに審査委員など特別な立場にある人は匿名性などが守られないと、自由に発言しにくくなるという事も考えられますが、市民にとっては知る権利もあり、審査会などでの議論が密室化されてしまうことは市民にとっては不利益の方が大きいと考えます。
そういう意味でも今回の事案は、“議会内のもめ事”というふうにも見えますが、議員の活動、ひいては市民の知る権利にもつながる重大な案件だと捉えています。したがって政治倫理審査会を設置し、その場で事実の確認と倫理条例のあり方について徹底的に議論すべきと考えます。
今回の辞職願の採決については、判断するための時間も情報も不足する中で「辞職を認める」判断は、前述のような議員活動の制約につながってしまう事が懸念されたため、ひとまずは「反対」という判断に至りました。「石田議長の主張を支持」したものでは無いことを申し加えておきます。
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