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メルマガのno.25で取り上げた新しいごみ処理施設建設予定地の問題について、6月定例会で質問しました。執行部の答弁など報告します
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新しいごみ処理施設の建設予定地として朽木宮前坊地先と決定されました。建設検討委員会の議論を経て決定された建設予定地ですが、平成25年台風18号が襲来した際、濁流が流れ込み浸水した場所であると認識しています。
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また、滋賀県が公表する“地先の安全度マップ”では200年に1度の大雨が降った場合には5m以上(場所によっては8m以上)も浸水することが予想されています。これは当該地が、谷が狭まった狭窄部の上流であることに起因しています。
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さらに上流域で大雨が降り続けば、浸水深がかなり上昇する地形です。河川整備の進捗に関わらず、高島市内でもっとも水害リスクが高い箇所の一つであると考えます。
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このような水害リスクが高い場所に、廃棄物の流出などの重大インシデントの可能性がある施設が建設されることに重大な懸念があります。
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問 リスクに対しての分析や対策にかかる費用について議論はされたのか?
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答
過去百年程度の災害資料の提出が求められる等、様々な角度から検討していただいたうえでの評価内容であったと認識をしている。費用についても、経済性の観点から、用地の造成費用や取付道路の整備費用等も具体的な数値を示しながら検討された。
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問 予定地の選定評価にかかる経済性の比較の中で、「造成工事費の嵩上げ」については想定される浸水深は、何年確率で試算し比較したのか?
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答 県の200年1度の大雨での確率で検討された。
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用地の造成費用については、具体的な計画見通しも無い中、十分に検討されたとは言い難い。あくまでも仮のデータでの試算であると推測される。今後、具体的な青写真ができてくると、造成費用が想定よりも高くなる可能性があり注意が必要。
oo○ooo●【 Q 】●ooo○oo
問 現在、滋賀県では、安曇川において、想定しうる最大規模の浸水想定を進めている。この結果を待ってから基本計画を策定すべきでないか?
oo○ooo●【 A 】●ooo○oo
答
これまでから滋賀県に抜本的な河川改修を要請してきたものの、具体的な改修整備がなされていない。一級河川の治水対策は、県の責任で対処されるべきものであり、引き続き要請はしていく。
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水害時の遊水地としての役割がある場所であるとわかったうえで建設地として選定しているはずで、県の責任で対処すべき、とは責任のすり替えだと捉えている。
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問
処理施設建設によって当該地の地盤がかさ上げされた場合、周辺地域の洪水時の想定水位が変化することが懸念される。想定水位の変化についてシミュレーションはしているのか?
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答 今年度策定する「施設整備基本計画」で定めることから、整備方法を決定する際に、必要であれば検討を行っていく。
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問 施設が建って地盤が嵩上げされた場合に、霞堤による安曇川の洪水防止機能の一部を失う可能性があるのではないか。
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答
県にはそういった要請もしておりますし、河川の治水については、そちらのほうで対応していただけるものと思っている。今年度策定します「施設整備基本計画」の中で検討する。
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想定水位の変化は、絶対に必要な調査である。客観的な影響評価をしないならば周辺地域や下流地域に居住する住民に説明ができない。
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問 水害が生じた場合に、搬入が不可能となり、防災拠点になり得ないのではないか?
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答 浸水対策等を推進し、廃棄物処理システムとしての強靭性を確保するよう、「施設整備基本計画」において対策を検討していく。
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災害由来の廃棄物を仮置きするストックヤードをこの場所に併設するのはリスクが高い。少なくともストックヤードの併設は見直すべきと考えている。
●oo○oo●【 Q 】●oo○oo●
問 施設が浸水した場合に、施設内に集積している廃棄物が流出するような事故リスクは考えられているか?
●oo○oo●【 A 】●oo○oo●
答 そのようなことが生じないよう、「施設整備基本計画」を策定する中で検討をしていく。
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高島市は“近畿の水がめ・琵琶湖”の源流を預かっている自治体であるから、下流域の市民にも納得が得なければならない。こういう事態が絶対に起こらないことは大前提である。
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問 検討委員会に河川防災の専門家を参考人として呼ぶ必要があると思うがどうか。
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答 河川防災の専門家につきましては、建設検討委員会の中で、そういったことが必要であるといわれた場合には、そのような対応を検討します。
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新しいごみ処理施設の建設予定地は、その地形的特性から河川防災の専門家の意見は不可欠です。人命や環境に甚大な影響を与える可能性がある事案であるので、都合の悪い事には耳を貸さない、という事は絶対にあってはなりません。今後とも検討委員会の議論をしっかりと見守っていきます。