【新しいごみ処理施設整備について~3月定例会を終えて】
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3月定例会では新しいごみ処理施設整備の関連議案は
★建設予定地の用地取得⇒否決
★ゴミ処理施設事業者選定委員会の設置⇒認められず
★一般会計当初予算⇒付帯決議つきで可決
付帯決議:新ゴミ処理施設建設に関連する予算を執行しないことを求めた決議(法的な拘束力はない)
という採決結果となり、議会の判断は現在の建設予定地に対して再びNOの結論になりました。
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建設予定地で指摘されている問題点を整理すると
①特徴的な地形によってもたらされる際限のない水位上昇(200年確率で8m、大雨が降ればさらに水位が増えていく)による施設設備への被害と、ごみなどの集積物の流出懸念(市民の生命財産を脅かす)
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②盛土によって遊水機能が減じられ、周辺地域へ河川防災的に与える悪影響
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③遊水機能を保全するために盛土高を十分に取れないことによって、災害廃棄物のストックヤードの機能が当初の計画通りに実現できない(災害廃棄物ストックヤードは20,000㎡を前提に公募したにもかかわらず、2月に示された基本計画案では6,300㎡)
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④盛土高が十分に取れないことから、水没することを前提となる施設となり、水害対策によって建設費がどこまで増えるのか見通せない
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これらの問題点は、建設予定地の地形的な要因によるものであり、指摘に対してつじつまを合わせようとするためにそもそものゴミ処理施設整備が機能不足になったり建設費が見通せない、など行政施策として不適切なものになっています。
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一般質問では「住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならない」という地方自治運営の基本原則を引き合いに出して、ごみ処理施設の建設計画が適当なものかどうかを質しましたが、執行部側からは説得力のある回答はなく、現行の建設予定地でごみ処理施設の建設を進めることは行うべきことではないと判断し、用地取得議案について反対票を投じました。
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賛成に回った議員からは、修正予算を出すべき、と指摘されました。
私を含め反対した議員は、修正案を議論し検討していましたが、防衛省や環境省の補助金をどうするのか、というところで壁に突き当たってしまいました。建設場所が変わると補助金の決定も白紙に戻ってしまいます。議員が国側と「場所が変わっても補助金を出してくれ」というような交渉をすることはできないので、補助金が使える根拠が無くなり、根拠のある予算の積算ができません。補助金以外にも議員がごみ処理施設の関連予算を積算できるほどの情報も資料も無く、裏付けのある代案を出すことは事実上不可能なのです。(したがって、修正案を出したら出したで根拠を示すことができず、無責任な提案だと非難されることになる)
この辺りの事情を賛成派はよくわかっていて、反対派の怠慢・無責任さを印象付けようとしてあのような発言となっているのではないか、と考えます。
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また議員連名で提出した現在の環境センターでの建て替え案については、実現するための課題もあり提出した議員は引きつづき調査を進めています。
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新しいごみ処理施設の整備は全ての市民の生活に大きな影響をあたえる事柄です。最終的にどのような結論になるのかは不透明な状況ですが、多くの人に関心を持っていただいて、自分ごととして考えていただけるように議員として積極的に情報発信をしていきます。